誕生会
4月8日はお釈迦様のお誕生日ということで、東京は調布にある深大寺に行きました。
このお寺は天台宗のお寺で由緒書きでは浅草寺についで東京でふるいとのことで、確かにたたずまいは新宿から電車で20分程度で行けるとは思えないような場所です。
(写真A)
こちらの御本尊は阿弥陀如来。 そして本堂の前に誕生仏と言われるお釈迦様の像があり、善男善女が甘茶をかけておりました。 (写真B)
もともと”過去現在因果経”にあるように、イダーとビンカラという龍王がお釈迦様の誕生を祝して浄水を注いだとの事です。 その故事が甘茶に変化しておりますが、”天上天下唯我独尊”の姿で立たれているその後仏陀となる王子への礼賛のようです。
写真には映っていませんが、撮影中にはずっと紫の光が入って、画面が紫の筋がはいっていました。
その後、境内にお祭りしてある各仏尊にお参り。 (元三大師、深沙大王、吉祥天)
個々の仏尊の個別の真言が分らないときは光明真言を、と。 雰囲気変わります。
その中に白鳳時代に作られたと言われる釈迦三尊の尊像が。 やはりそれ以降の仏像のデザインとは大分違います。(写真C)
文殊菩薩は知恵を普賢菩薩は行動力を示し、その相乗効果をもって釈迦牟尼,仏の威徳を像にて表しているのでしょう。 なかなかの風格というか雰囲気が漂っていました。
そんな春の陽がそろそろまぶしい、桜が舞い散る日でした。
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