仏教の縁起の誤解

以前般若心経の大切な箇所は空ではなく真言だ、と記しました。
そもそも”空”の解説もいかがなものか、というものが多く、確かにいろんな意見や研究で、何事にも捕らわれない境地である、というものが多いですが、大乗仏教の八宗の祖としてあがめられる龍樹は、自性が欠落している状態だ、と定義しております。
そして縁起、12縁起の説明も混乱していますが、無明から始まるこの法則は老死を経て次の輪廻に向かう流れと、一体何が輪廻し、その本性は何かを説いてます。
自性にせよ仏教はサンキャ哲学が参考になること多く、自性のほかにも、プラクリティ(物質原理)、プルシャ(精神原理)、ブラフマン、アートマン(自我)という考えが仏教哲理に良くあいます。
また仏教はアートマンを認めないとよく言われますが、違うようです。認めないどころか、追求するは真の自己。
続き、まとめたいと思います。

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