判断に迷うとき

2019年8月22日

ここ数日に決めなければいけない個人的に大切な事がありますが、生来の面倒くさがりや考えすぎ性格のお陰で日延べばかりしております。

ところで、今日、御徒町に用がありまして山手線を上野方面からまわりますと、ビルの谷間に小さなお寺が見えます。 今までは気にはなっておりましたが、なんとなく通り過ぎておりました。 しかし考えると御徒町の改札からもほんの1、2分の距離ですし、いつも横を通りすぎていたのでご挨拶だけでもしようと思い参拝をしました。

徳大寺という日蓮宗系のお寺で、ご本尊は摩利支天。 カゲロウを神格化したと言われていますが、もとは太陽神から転じた天部の尊各ではないかとの研究があります。

さて猪に乗っている姿であり、女性も男性のその姿がありますのですが、優美な女性の姿がどちらかと言えば有名かも。
これは猪という野生の本能から来る暴発的な力をさえ制御する神、というか天ということであり、他から見つからないということも相まって古くは武士の信仰を集め、天部の神様のなかでも武門守護、必勝の神であると尊敬されているというのが定評であります。

さて、このお寺、人々の欲望が渦巻く(?)アメ横とかに隣接しているのでやや世間に近しい感じかなと思っていましたが、階段を上った瞬間に感じたのは、”気場がよい”でした。 あんなごちゃごちゃしているところにあるお寺なんですが、意外と言ったら申し訳ないですが、すっきりした感じでした。
それと浄行菩薩像というお像があって、いたいところをたわしで擦るとなおります、という像も皆の願い、或いは良いも悪いも念がこもってややもすると困った状態もあり得るでしょうが(ああ表現が難しい)、このお像も、あら、非常にすがすがしいのでした。
尚、浄行菩薩とは法華経に出現の四大菩薩のお一方であります。

こんなお寺のそれぞれでしたが、ご興味のある方がいらっしゃたら駅からも近いのでご検分を。但し、天部の神様だから失礼なことをしたら後が怖いかもよ。

さて、そんな短い参拝の後ですが、先に書いた、ある決断をするに、電話をしなければいけないのですが、そこにしようとすると、あら不思議、指が動きません。 あれ?と思い何度も試すも通話ボタンが押せないのです。 体はいたって普通。 あれあれあれ、金縛り? まさかね!一回もそんなしょぼい霊障にやられたことはないぜ、とか強がっていましたが、どうも胸のあたりから”意思”が発信されているようにも感じます。 う~む。 ちょっと場所を変えるか、乗り換え駅の新宿でも同じようにピクリとも動かず。 ウェッブをみるとか、計算機機能をつかうとか電話以外の操作は何ごとも指に問題ありません。

ここで、どう判断するかとなるわけですが。
1)その電話番号にかけてはいけない (止めているのが善霊ならば)
2)その電話番号にかけなければいけない(止めているのが悪霊ならば)
3)今日と言う日はそこにかけてはいけない (止めているのが善霊となる)
4)そんな霊とか云々とかでなく、奥にある自分自身が止めているか嫌がっている。
5)摩利支天様のお導き???

とまあ、どうにでも取れるちゃ、取れますので、最後は自分の直感頼りなのですが、まあ今日は時間的にオーバーなのであすまた試すことになります。

で摩利支天様との関係は?  残念ながらよく分かりません。 お前の事に引きづり込むことならぬぞよ、とか聞こえそう。