産土神とスピ
スピな話です。
他の人の事を、スピな人とまたはドスピとかたぶん誉めていない意味を内包して話したりしています。 そう言えば、ドスピの整形術師と他のかたのブログに書きましたが、この名称結構気に入っています。
というのもほかならぬ自分のことでもあるからです。
わたしのスピ歴は長い。 小さい時から宗教に興味があり、特に仏教ですが、なんだか中学生のとき泣きながら般若心経を覚えたような記憶があります。 なぜだかはっきり分かりませんが。いずれにせよそのような体験とちょっとの知識がわたしのスタート地点です。 ちなみに、いまのひとくくりの”すぴ”とはちょっと内容が違うとは思いますが。 西洋発祥でないことは確か。
長じてある事件から、あまり考えたことのなかった”運命”とか”宿命”と言うことに悩んでいろいろ調べたりあちこちの先生や占い師とかカウンセラーとかに聞きまわったものです。 そんななか、オーム真理教の事件がおこったりした時と重なったのですが、どの先生様（仏教も神道もキリスト教もそれから雑多な新興宗教も）も面と向かって反対の意見を述べた人はいなかったのですが、ある人は堂々と批判を書籍にてしていました。 当然すべての人の論を読んだわけでないし、見過ごしているかもしれません。 なんにせよその方は、”神の開運”という特殊な考え方もしていました。 元々は、江戸末期に起こった黒住宗忠という方の考え方です。
この考え方を聞いてなぜか感じるものがあり、勉強会などに出席するようになりました。 ここでの体験もクラブ活動みたいでそれなりに楽しかったですし、神秘的な話も多く、”MU”としては興味満々でした。 詳細についてはおいおい書いていこうと思います。（備忘録みたいに）
その中で、産土の神という概念と働きを重視していました。 産土神社リサーチとかよくやっていました。 ペンジュラムを使ってやります。 その会では、”神道フーチ”という道教との名称融合した名前でしたが。
そこで私もここの神様が産土様、ここの神様が守護…と具体的な神社やお寺（昔の神宮寺など）を示して素直に喜んでいたものです。
通常は産土神社は生まれた場所の近くであることが多いのですが、なぜか私の場合は家があった場所に近いものでした。 うまれたところは病院で、家とはかなりはなれていたのです。
なにはともあれ、ここだ！と言われた神社に最初どきどきしてお参りしました。 そしてその時の感動は忘れません。 強烈な波動というかエネルギーが胸からからだ全体に広がったからです。 まさしく”愛の波動”。 思わず感動して落涙したものです。
本当に田舎の父母や祖父母が、良く帰ってきたね、という感じがして人前では決して泣かない私がそんな状態でした。（周りに人はいませんでしたが。）
感動の対面というかそんな経験をしたのちもなにやかにやとその会の行事に参加したり、神社、仏閣や聖地と呼ばれる場所やあるいは霊的な因縁のある場所へも、今考えると無謀にも行っていたりしていました。 （素人は水が関係する霊地は危ないよ！）
神の開運を言うところですから、人の開運もこうだああだと指導してくれるわけですが、そのとおりにやったつもりも私はできが悪くてさっぱり開運しなかったと結局判断しました。 単に霊的な課題をしょい込んだだけのように感じないこともありません。
個人の素質ややる気もあるのでその会の教えてくれたことが間違っているとは思いません。 それはさておき、産土の神様はこれこれ云々という理解で日々信仰、感謝していたわけですが、不思議なことが起こりました。
実は上で言った、全然開運しない（特に仕事関係）ので、いろいろ疑問を持っておりましたが、やはり産土神社にちゃんとまいらないといけないな、と飛行機に乗って帰ったものです。 また感動の対面と喜んで行きましたが、二度め三度目に行った時は、何のエネルギーも感じなくなっていました。 あれ留守かな？（そう言うときもあるそうな）と思っていましたが、行くたびに全く感じなくなりました。 正直嫌われているのかなと、かなり悲しくなりました。（女々しいけど本音）
そんな事でいろいろ疑問がわき、スピ系のことにいろいろ知識を求めましたが、どうもピンと来るものがありません。
その後いろんな御縁をいただいており、そのなかで最近指摘されましたのは、”MUさん、産土様、違いますよ…”というもの。 ええええ！本当ですかという驚き。
仏教の方に親近感があったのですが神棚には一日もかかさず拝礼しておりました。 しかしこれはショックです。 長年の信仰はなんだったのか…？
違うとなると二度目以降のなにも感じないことも分からなくもないですが、絶対違うとまたは絶対正しい、という理由がそれらの見える方々の超能力、霊能力に頼っているしかないので論理的というか筋道が立った説明ができないのが悩ましいところです。 結局最後は頼りない自分の感覚が頼りと言うことになります。 その場で気持ちが良かったか、というあいまいな判断理由です。
でも背後の守護の導きで御縁ができたのですが、今回説得力があったのは、相談した方が強烈な力を持っていたことです。
霊的な問題は各人各様でなかなか一般化できない側面があります。 ある人には良い方法でも他の人には同じものが良くないことがあります。 これは気をつけることです。 これは持論ですが、エネルギー転写が一番気をつけた方が良いのではないでしょうか？ メソッドの確立としても簡単に悪利用されるからです。 受ける人の意識が開いた状態ですから危険ですね。 手足がぴりぴりしたら危ないと思って良いようです。
ところで、日本では産土神との結びつけを再確認または再構築が”日本版リコネクション”だと思います。 すべての霊的な側面も含めた存在の基本が産土神だということですから。 だから産土様を大切に、はその通りです。 広い意味で”親”です。
さてさて、しかし、困ったぞ。 最初の愛にあふれた波動は、守護神社であることは間違いないようです。（各人に何社かあります。）
私の産土神を探す旅に出るのかな。 まずは努力しなければいけないようなので。
また一から振り出し??? そりゃ本当ならば開運しないわ。 というか存在が危ないよな。 （信仰、というのはこのように非常に危険な側面があります。実感です。）
注意
ここに書いたことは個人的な経験ですので、世の中の”あなたの産土神みつけます”と言うサービスが変だとか言っているわけではありませんのでご注意ください。
でもそれなりの経験というか資格と言うか修行というか本格的なものが必要で、フランチャイズで講座受けてわかるのかどうかはかなり疑問ではあります。 あまり言うと不可知論にもなりますが。