驚くところはそこではない
先日お付き合いのあるヨーガ関係の方とお話しを静かな喫茶店でしていた時、いろいろ指導上での苦労話とか人の体のこととかはなしていましたら、やはり霊能についてはどうしてもというか当たり前のように話が始まります。そんな話を聞きました。
”・・・そんな事で、その方と中国に行ったのね。 それであちこち見て回った後、のどが渇いたから喫茶店にはいったんです。”
”そうですか、そこはまだ田舎の方ですよね”
”ええ、決して都会とはいえないでしたね。 それで、その方と同行者もコーヒーを頼んだのだけど、給仕の人が間違えてその方のコーヒ^にミルクをいれたんです。 乳製品はダメな人なんです。”
”なるほど。 それで”
”それで、その方がやおらこう話すわけね、(じゃあ、このミルク貴女のコーヒに入れていい?)って隣の人にね。”
”空中にでも浮かすのでしょうかねえ”と私。
”いや空間移動ですよ。 瞬きしている間にすっとミルクの白いものが隣のコーヒに入ったんです。”
”ふ~む、なかなかの能力ですよね。”
”いや、驚きは驚きですが、その光景を見ていた中国の現地の人がこういうのですよ”
”ええ? 日本人がどうしたとか??”
”昔は中国にもこのような技ができる人がたくさんいた。 でもいつの間にやらいなくなった、とね。”
ああ、驚くところはそこでしたね。 人間は能力をどんどんつぶしているのでしょうか、知識かなんかと?
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