スピな夢

2019年8月22日

すぴな話です。

夢と手相についてはそれなりに信用しています。
手相については本格的に勉強は今後の課題としております。 (銀座の母に会いたいなとか思っておりますが。おもしろそうだから。)

ちなみにスピな人に現れる”聖十字”はやはりあります。 労宮とよばれる掌の中心にあるのでやはりスピなのねとか言われます。
ちなみに、十字、は天地と昔を現わすようです。 要するにわれわれは時間と空間の中にいますよ、ということ。 時間も何種類もあるようですがそれはまた。

話を戻して…夢の話です。
夢には一般的なゆめというか雑夢、生理的要求の夢、神秘的な夢、恐怖を感じる夢、性的な夢等々とあります。 ここでは当然、スピな夢の話です。

非常にたくさんの夢を見ており、地獄に行ったとか、魑魅魍魎がわんさか出る夢とか(魑魅魍魎の件は、その理由が分かりました。 詳細はその内に)いろいろですが、悪夢が多し。 たまに何も見ないと、ああ怖い夢を見なくて良かったということを思って胸をなでおろしたものです。

その中で塔が出てくるものが何度かありました。 この前日記に書いたスツーパ登場とかもありますが、ここでは、西行法師ばりに、反魂の術を執り行う私です。

夜も更けに更けてすでに深夜。 松明の光に灯され夜の帳に浮かび上がる景色は、赤黒い五重の塔、その周りに囲う白塀も鎮痛に映る。
よく見ると自分も僧衣を着ている、黒い色だからまだ新米ということか。 護摩壇の前には木組みの卓があり、何かが乗せられるのを待っているようだ。 さらに目を凝らすと静かであったので分からなかったも、無数の人がこの集会に集っているようだ。 そのほとんどが大人。 護摩壇を凝視している顔、顔、顔。
そうしていくうちにどこからか音が聞こえる。 そう、太鼓の音か。 周りがなにやら騒がしくなってきた。 そして位の高そうな袈裟を着た僧侶が従者をつれて現れる。 そしてその護摩壇の前に座ると何かの儀式がはじまるようだ。 護摩壇のすぐ近くにその僧侶がすわったのではなく空間がややある。 そしてその空間に収まるものが運ばれてきた。 棺である。 なんとも言えぬ雰囲気だ、逆の気、とでも呼びたいものである。 そう、この世にあってはいけない…

雷鳴が遠くに聞こえていたのが急に激しく近くに聞こえる。 そして護摩壇に火がともされた。 炎はこの時を待っていたかの如く火勢を急いでましている。
読経が始まった。 何を祈るのか、騒がしかった皆は固唾をのんでいるようである。 護摩の火が漆黒の夜空に赤黒く燃え上がる。 僧侶の読経が続く、激しく数珠をくる。そうしていると、その光景をみていた自分とその僧侶の意識が取り替わる!!
急に眼の前にある棺がゴトゴトと揺れる。 蓋があく、何だ。 棺をあけた手はほとんど白骨である。しかしみるみる間に肉体が戻っていく。 頭が、髪が、左手が右手が、肩がどんどん肉を纏う。 そして…すっくと立ち上がった、白いなまめかしい肉体がはっきり見て取れる。 反魂の術、事は成る、と確信をした時、耳朶にまとわりつくような声。
”わらわを読んだのは主か?”
そこでふっと、我に返る。 皆が拍手喝さいだ。 してはいけないことをしたのかと言うよな意識が沸く…そこで夢から覚めました。

こんな夢を集中的にみていた時期がありました。 これも修行なのですかねえ。
そして誰をよみがえらせたのか?  なんにせよ美人だからOKだ!(無責任!!)