クリスマスとケンタッキーの神様

2019年8月22日

クリスマスはミトラ教の冬至祭りがそもそもです。 これをキリスト教会が利用(と言うかこの日にしちゃおうと決めた)しただけです。 (キリスト教を勉強したらわかりました。)
しかし、なんだか聖なる気持ちを忘れないようにしよう、とかだったら良いのでしょうか。

陰極まって陽となる、の転換の日を祝う祭りです。 男女の交際の日じゃあないですね、少なくとも。 世界の各地にあるお祭りです。(別にケチをつけているわけじゃあないです。)
本音としては、本来の意味に戻ってほしいなと思います。

それはそうと、ケンタッキーフライドチキンというものがありまして、それこそクリスマスは人気なんでしょう。 そこで、意外なお話を。 ちょっとおもしろいですよ。

琵琶湖のそばに白髭神社という神社があり、そのご祭神が白髭明神様という神様です。 ご眷属はお稲荷様です。 そしてこの大神様が眷属神用にと鶏肉のおいしい調理法をおもちでしたが、人間にも教えてあげよう、と思うに至りました。 その時に感応したのがなぜかアメリカのカーネルサンダースおじさんだったのです。 日本人じゃあなかったということですね。
ご存じのとおり商売は大成功しました。 そこでサンダースおじさんが、夢で逢って調理法を教えていただいた方に恩返しをしたいと思うようになりましたが、日本の神様とは思いもよらずです。
そこで、ならば夢で逢ったあの方と同じ格好をしてみよう。そうすると思いが伝わるだろうと思ったそうです。 そうそう、店の前でにこにこして立っている白髪、白髭、白い背広のあの姿です。 う~む、ご神体だったのかね。

さあ、このお話、本当かもしれないし、クリスマスのおとぎ話かもです。

出典『神仏と人のまじわり』

コメント