変てこな言葉??
最近聞いたのですが、クンダリーニヨーガに失敗して背中が焼けた人がいたと、聞きました。
理由は…さしさわりがあるので言えませんが、やはり人生真面目に生きたほうがいいな、と言うことでした。
ところで、人にも紹介したこともある本の言葉、”生かしていただいてありがとうございます”って言うのがありますが、こりゃどうでしょう。
かの世界宗教は信者が常に迷える子羊でないと気に入らないように思えますが、禅とかで鍛え上げた侍には、流行らないぜ。
そんなときに思うのは、この流行の言葉”生かされて…”とか”感謝”ですが、私は変てこだと思います。 生かし生かされが本当じゃないでしょうか。いったい誰に生かされているのでしょう？ それは宇宙自然でしょう。 神も仏もこれらの中にこそある。 自分で作ったルールに一番従っておられるのです。
我こそこの世の盟主。どんなことでも許されると言ってどこかの人々みたいに傍若無人は困るが、おなじように、これでは、子羊ちゃんいらっしゃい、てな感じだ。
それに有難う、有難うって、なんでしょう？ よくスピ系で感謝は言うが、これもいったい対象は何でしょう。 私は”恩”に関してだと思います。
国の恩、社会の恩、父母兄弟の恩、神仏の恩、恋人の恩… 恩、愛と言い換えてもよいですがこれならすんなりと、潜在意識ごと感謝できるのでは？ また受けた愛を感じること、と愛を与えられること、という双方が出来ることこそ、人が感じられるそして感謝できる大きな要因ですね。
愛欠乏症に悩んで病気になるなら、受けた恩を感じる心さえあれば結構幸せになるかもしれません。
万象に証せらるる、と言ったのは道元でした。 いわば、自然全てに愛されている自分を見つけられた。 私はなんて幸せだ。（現代語訳MU）ということみたいです。
如我是聞