中東の掟

2019年8月22日

いつも霊的な話もなんですから、ちょっとふと思い出したことを。

昔リヤドというサウジアラビアの首都に仕事で行きました。 飛行機乗ると必ず離陸時と着陸時にコーランが流れて乗客が唱えているのが思い出します。 ちなみに、私は般若心経だ! (たぶんやったような気がする。 小さい声で)

リヤドと言うのは死ぬほど暑くて日中は街頭に人が歩いていないとかいるとかでほとんどビルの中で生活や仕事なんですが、1週間程度いましたが、休みの金曜日に観光に行こうという事で、現地で知り合った日本人が誘ってくれて、羊の取引市場とかを案内してくれたあと、じゃあもうひとつ面白いところ行きませんかの御誘い。ええ!?面白いところ→酒と女性、と当時は煩悩丸出しでしたからそう思ったのですが、いやいやここ(サウジ)でそんなことしたら殺される!と聞いていたので、われに返ると、”いやね、この競技場(コロセウムみたいなところ)で、公開処刑があるのですよ。 今日は確か不倫の事件で、男はむち打ち100発で耐えれば放免。 ”女はというと”、”言うと?”、”穴を掘ってその中に首だけ出して埋まり、土をそれから入れられて周りを取り囲んだ親族一同に、この一族の恥さらし!と言って石を投げられるのですよ、たぶん死ぬまでね。” 女の方がきつい!!

”いや、私は結構”とそそくさとその場を離れ、ホテルに向かったのでした。 でも民衆は興奮しているらしい、おお罪深し。

宗教での決まり事と言っても怖いですね。 今は少しは緩くなったのかどうかは知りません。 日本でよかったなと。 ちなみに、鞭って言ったって背骨が砕け程のものらしいですし。

イスラム圏の話がニュースに有ったので思い出しました。