コンピューターと数字の単位表示 無量大数と涅槃寂静
6月8日はIP ver. 6の日、と言うことでもしかしたらホームページが利用できないとか電子メールが届かないかも知れないという日でした。
しかし、少なくとも通常の使い方では問題はないようでした。
ちなみに、IPアドレスは今約43億個しかなく、早晩足りなくなるだろうと昔から言われ続けており、IP ver.4の2の32乗体系から、IP ver.6の2の128乗の体系への変更実験を地球規模でやるということみたいです。 実は猛烈な数の増大です。
そこで、2の128乗とはいくらかなと計算すると、約340澗となります。 澗はカンと読みます。
10の36乗とのことです。 そこで数の位の漢字を調べてみましたら、たくさんあります。 昔CMでやっていたように覚えておりました。
一、十、百、千、万、億、兆、京とこのあたりは目にしますが、それ以降は、垓、予・・・と続き、10の68乗で無量大数という数字で一応の終わりをみます。
逆に小さくしていくと、分、厘、毛となって、その後は糸となるようで、10の-4乗。それから惚、微と続き、一応の最少単位は、10のー24乗の”涅槃寂静”という単位です。 (全般にわたって異説もあるよう。)
一番大きいのが無量大数で阿弥陀様か500塵点劫の仏とかがイメージされ、微細の微細はなぜか涅槃寂静となり、空を意味する単位かいな、とか直感で思いました。涅槃寂静は微細のなかの微細に住するということでしょうかね。
例えば海外ならこのような呼び方をするか不明ですが、日本人のご先祖たちの思いがなんとなく感じられるような気がした日でした。
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