農業の可能性

2019年8月22日

最近ITベースですが、なぜか農業関係の仕事にかかわることが多いです。
実は昨日、ある著名なバイオテクノロジー(と言っても、DNAをいじるとかいう方式とま逆の発想)の事業をされている大学先生とお話することができました。
そこで大いに驚くべきお話を聞きましたが、つまるところ、農業の真の復活のためには、”土”をよみがえらせろ、です。その方法としては”菌”が大事なのだ、と。

いかなる農薬も意味がなくなる。 それは菌がそれを無機物に変えてしまうからだと。 強力な農薬であるDDTだって100年土に残るというのが、実はその土に居る菌が突然変異して40日で無害化させるらしい。 またそのメカニズムはなかなか興味深いです。 菌も生き残るために最善の手を尽くすということらしい。

また鶏も豚も本来はその糞は臭くないのに、無理やり食わせるから臭いのだ、と。 この時点で飼育が失敗だろうということでした。
そして農薬の事や利益構造が終戦後にできてしまったこととか、示唆に富む興味深いお話でした。 そして今も農薬を使わないと特に長距離輸送の野菜は商品として持ちません。 だからより農薬を使うのですけど、ホタテの貝殻の粉末の水溶液できれいになります。 これは検討したほうがよいでしょうが、基本は野菜自体の力を上げることとそのための”土”です。

今後はこのような自然の復活のお手伝いとか環境の改善とかの仕事にかかわれそうなのでこの点うれしいな、と思っております。 やりがいのある仕事がよいですからね。 しかし知識が圧倒的に足りないから勉強しないといけません。

そして本当に『土を喰らう日々』なのが我々なのです。

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